俺は外へと出た。


「寒むっ!」

外に出た第一声がそれだった。


concerto

  〜たくさんの想い〜  第五楽章〜ad libitum〜


なんとか祐一は寒いのを我慢して、学校についた。

「ここは どこだ?」

学校についたのは良かったのだが、迷ってしまった。

「困ったなぁ」

そんなこんなさまよっているうち 前の方から一人の女生徒が歩いてきた。

「あっ あのすみません」

「はい なんですか?」

「職員室って何処にありますか?」

「職員室ですか それなら・・・・・。」

「ありがとうございます」

祐一は笑顔で答えた

「い、いえ・・・。//」

顔を真っ赤にして答えた。

このときの祐一は(風邪がはやっているのか)とか思っていたり・・・・。

とにかく鈍感であった。




そんなこんなで職員室

「すみません 転校して来た 相沢ですが・・・・。」

そういいながらドアをあけ、職員室入っていった。

職員室に入ると

「お前が季節外れの転校生か」

といわれた。

「そうですね。」

季節外れは確かなので普通にこたえた。

「お前のクラスの担任になる石橋だ」

石橋は自己紹介をして、

さっさと教室に向かった。



教室にて

き〜んこ〜んか〜んこ〜ん


チャイムが鳴っったと同時に

出歩いていた生徒たちは席についた。

チャイムと同時ぐらいに入ってきた石橋が入ってきて

「それじゃあHRをはじめる」



いつもどおりの事をやっていた。



HRも最後らへんで

「じゃあ最後に、転校生を紹介する」


「「「「うおぉぉぉぉぉ」」」」」


生徒全員の心が一つになった。(笑)

「先生!!女ですか!?」

めちゃくちゃ興奮していた



「ええ〜い うるさい 全員 退学にさせるぞ!!」

「「「「・・・・・。」」」」」」

一気に静かになった



「それじゃあ転校生入ってきてくれ」

そう石橋が言うとドアが開いて、背の高い眼鏡のかけた男子が入ってきた。


入ってきたと同時に、男子は全員落胆した。

一方女子は、さらに騒いでいた。



「そんなに退学になりたいのか!!!
 自己紹介が出来ないだろ!!」


とか言うと静かになった。


「じゃあ、相沢自己紹介しろ。」

「はい」

簡単に答えると

「相沢祐一です。 こんな季節に親の仕事の都合で転校して来ました。よろしく」

そういって笑った。

すると

女子は、真っ赤になって俯いているものが大部分をしめて、一部の男子も俯いていた。


「じゃあ、相沢、窓側の一番後ろの空いてる席の2つどっちでもいいから座ってくれ」

超 、てきとうに言った。


き〜んこ〜んか〜んこ〜ん

午前中の授業の終わりのチャイムがなった。

祐一は机の上でうつ伏せていた。

なぜなら

休み時間ごとに質問攻めにあったからである。

「彼女いますか!?」

「兄になってください!!」

「俺と付き合ってくれ!!」

「弟になってください!!」

などなど

一部ヤバイものがあったのも原因である。

そんなこんなで

「祐一 お昼だよ」

偶然隣の席だった(2つ余っていたが、無理やり自分に近い方にさせた)名雪が声をかけてきた。

「あぁ」

祐一はそのままの体制で答えた。

「お昼どうするの?」

「どうするのって言われても、弁当もってきてないんだから学食ぐらいしかないだろ」

と答えた。

「じゃあ案内してあげる」

とか言ってると


ドドド

バーーン

勢いよくドアを開けて栞が入ってきた。


あとがき

できました〜 今回のサブタイトルのad libitumは自由にという意味があります。

なんか、全然かけなくて、話が忘れかけてる・・・。

ヤバイ



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